1987年(昭和62年)秋冬に缶日本酒熱燗
 のヒットに目をつけ企画された。
 AGFマックスウェルブランド
 発売元 味の素
 製造元 味の素ゼネラルフーズ
 870919 製造
 コーヒー自体は190グラム
 下半分に加熱材。アルミのひもを引くスタイ
 ルで現在の加熱駅弁と同じ方式
 価格250円(一般100円の時代)
 注意事項、加熱せずに飲んだ場合は水を
 張ったバケツに10分以上浸して、加熱材を化
 学反応させ切ってから捨てること
 零度以下の環境では使用できない。また保
 管しない。
 朝日麦酒は「NOVA」ブランドで登場
 コップつき(上のベージュ)300円
 871110 製造
 調温材オゾマックス 使用


 コップ下の赤いリングを外して、力で押し下
 げる「ラムネ・スタイル?」で加熱開始。外装
 フィルムの もう1サイドのポットの絵が白か
 ら赤に変わると 加熱されたサインとなる。
 注意事項、加熱中は横倒しにしない。
 容器の底は70〜80度になるので注意


 この2品は入手困難でした。発売元に問い合
 わせたら、釣具屋さんに行けばと言われた。
 新聞記事でも首都圏・京阪神の駅売店や釣
 具店とある。燗コーヒーだとか書かれて。
 結局3つともコンビニで入手。サンチェーン(後
 にローソンに合流)など。
 上段の味の素だけが2シーズン目に突入。
 リニューアルした。缶コーヒー本体も新ブランド
 「トラッド」になっていたからである。
 本品はローソンで購入。250円
 缶の底をプッシュして加熱が始まるスタイルに変  更。但しその後ふたをかぶせて飲みクチを上に
 戻す。
 上の2品と共通ではない注意事項は50センチ
 以上の高さから落下させないこと。
 881005 製造(昭和63年秋)
 当時のサンケイスポーツの生活欄にカラー記
 事があり、なんとミルクティーとコーンスープも
 あった。
 風袋200グラム、中味入りで390グラム総重量
 この冬1シーズンで販売終了だったと思う。
 価格が250円では高すぎたか。
 もう1社大手が出したが入手できなかったと記
 憶している。

 
 加熱機能つき缶コーヒーの上面と底部です。
 右画像の上段がプッシュボタンの「トラッド」

 


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